新人戦終わったよぉ~
3,4で新人戦だった~。
女子ソフトテニス部に入っていて、5番手なのです!
個人は初戦負け、団体は2回戦負け。
団体で、公式戦の初勝利でして、テンション上がった。
Aチームは、なんと準優勝☆
一回、Bチームが負けたところに負けた☆
もう、その人たち強すぎて、おこなのかなぁって思った。
今度は、中間テスト!
一回でもいいから、一桁を全体でとってみたい。
勉強とか、ホント飽きる。
もうヤダ。
でも来年受験とか。。。
なれるのが一番だね。
はぁ・・・・・。
でっはーーーーーーーー🎶
鉄さく小説
きみの魔法に
今は宇宙船の中の自室。窓から見える景色は、当然真っ暗。宇宙だから、当たり前なんだけど、やっぱり怖かった。光がなくって、真っ暗なのが怖いもそうなんだけど、これからの戦いが怖かった。
みんなもそういう気持ちなんだろうけど、耐えきれなかった。
自室を出て、彼の部屋へと向かった。ろうかは、シーンと静まり返り、あたしの足音だけが音を立てていた。めずらしいことに、今日は、明かりがついていた。
彼の部屋の前に来て呼び出そうとして、ドアを叩こうとした。…でも、女の子の声が彼の部屋からしたから、手を引っ込めた。
耳をくっつけて、誰かを探るために、女の子の声を真剣に聞いた。好葉のような、弱気な声でもなくて、みのりさんのような、大人っぽくなくて、元気な女の子なら__葵ちゃん
「…大丈夫だって。そんなに深く考える必要ねーよ。」
「…うん。ありがと、真君。」
「なんで名前呼び?」
「ほら、ノリだよ。夜のノリ。」
「?よくわかんねーけど、お休み、空野さん。」
「葵でいいよ。おやすみ。」
ガサっと、葵ちゃんが立つ気配がした。耳をドアから離して、あたりを見ます。隠れるところはどこにもなくって、あるのは自動販売機だけだった。自動販売機って、タダだっけ。
そっと部屋から離れると、緑色に光ったランプが、規則正しく4つ点滅していた。この時期は、温かいが4つみたいで、冷たいが3つ。冷たいのは全部赤く点滅していた。コンポタとレモンティーとコンソメと野菜スープの中から、コンポタの緑色のボタンをポチっと押した。紙コップはすぐにパコンと落ちてきて、機械たちはコンポタをせっせと作り始めた。
「さくらちゃん、こんばんは。コンポタにしたんだ~。」
やっぱり葵ちゃんか。話してたのって。この時間、用がないとこっちには来ないもんね。
葵ちゃんはあたしが、そんなことを思っているとは知らず、自動販売機を熱心に見つめていた。
「炭酸系、売り切れかぁ。」
「食堂のはどうかな、あそこ種類豊富だし。」
せかすように、葵ちゃんを見ないで言葉を出した。サイアクだな、あたし。
「…だね。じゃぁ、おやすみ。」
「うん、おやすみ。」
作り笑いを浮かべて、葵ちゃんを見送る。早くいって!なんて、葵ちゃんは思わないだろう。天使のような子だから。たとえ、ライバルだとしても…。
「さくら、どうした?」
低い、優しい声がした。安心して、涙がぽろぽろと流れ出す。見つけてくれた!嬉しいなんて簡単なことばじゃないもっと最上級なことば。
「まぁ、飲めよ。」
ゆげがいい感じに揺らめき、とてもいいにおいがする。あの、懐かしいにおい。
「これ、あたしが押したのだけどね。」
涙をぬぐって、コンポタを受け取る。ふしぎだな。涙こんなに早く収まるなんて。魔法みたい。
「あのさ、バカみたいな話なんだけどさ。」
「笑わねーよ。」
鉄角はニっと笑うと、野菜スープのボタンを押した。
「…葵ちゃんとさぁ、何を話していたの?」
悪い返事は嫌だと、下を見て目をギュッと閉じる。「お前には関係ない」とか言われっちゃたら、また泣いちゃうかもしれない。
「ああ、あれはな、空野が相談しに来たんだよ。心配することねーぜ。」
「心配することないって!葵ちゃんはさあ、キャプテンがいるじゃない!よりよって、鉄角だし!」
言い終わったところで、ハッとする。言い過ぎた。やってしまった!
「心配いらねーよ。俺は空野だって、森村だって下の名前で呼ばねーよ。元カノだって今は呼ばない。」
「えっ!彼女いたの?」
驚きで、顔を上げると、鉄角は優しい笑顔で「やっと、顔を上げたな」と言って、頭を優しくなでた。
「やきもちとか、さくら らしくないよな。」
と言って、野菜スープをひとくち飲んだ。あたしも続いてひとくち飲んだ。程よい甘さが、口の中に広がってっていく。でも、何かが物足りない気がした。
「おいしいね、スープ。」
「飲むか?」
鉄角のスープは、野菜ス-プだったはず。苦手な飲み物。でも、おいしそうだ。飲んでもいいかも。
「はい、じゃぁ取り換えっこ。」
紙コップを交換すると、互いにスープをすすった。苦くなかった。スープは程よい塩の味と野菜の味が、ベストマッチしていた。初めてこんなにおいしい野菜スープを飲んだと思う。
「不思議だよな。コンポタさ、俺苦手だったんだよ。でもさ、いま改めて飲んでみたら、あれ?おいしいなって。」
「魔法みたいね。」
___みなさん消灯時間です。___
「時間ね、今日はありがとね。野菜スープもらっていくね。」
「ああ」
クルっと背を向けてスープを飲み干すと、スキップを始めた。今日、すごく楽しかったから。
「あのさ、名前さ、真でいいよ。」
「…!」
頬がどんどん赤くなっていく。隠すため、全力で自室に戻る。空っぽになった、必要のない紙コップを握りしめながら。
「真くん、大好きだから。」
紙コップに向かって、そう小さくつぶやいた。
合唱コンクール
今日音楽の授業で、いつだか分かんないけど行われる、合唱コンクールの歌を決めた☆
なんか、YUIの『fight』ってやつ。
去年3年生の学年合唱の曲。
最初っからアルトとソプラノに、わかれるっていう難しさ。ちなみに、アルトです。
まぁ、聞いていて「なんかすごいな」って思えるから、学年優勝とれるかも。1組には負けたくないな。
また、来週が楽しみ🎶
拓天小説
空のプリズム
「雨、降らなかったな。」
9月8日、雷門中の体育祭の日。降水確率80%雨は降っていなかった。灰色の雲が広がり、湿った空気が、俺たちの体温を下げた。登校中、霧野が空を見上げて、安心したように笑った。
今日延期になってしまうと、土曜日から月曜日にかわってしまう。霧野はそれが嫌らしかった。霧野は、会場係りで、テントをたくさん張ったらしかった。俺は、決勝審判だ。
「緑団、頑張ろうな。俺たちなら勝てるよ。」
「ああ、そうだな。」
霧野は空にガッツポーズをした。それを見て、隣で俺は笑っていた。
「神童さん、霧野さん、おはようございます。今日は敵ですね。」
すれ違うときに、天馬がそう言って風のように駆け抜けた。
「待って!天馬!」
西園が天馬の後を、黄色のはちまきをして追いかける。
そこにいた狩屋と剣城と影山が、笑っていた。
「天馬、どうしたんだ。忘れ物か?」
3人に話を聞こうとして、近づいた。が、隣でピンク色がチョッパヤで、狩屋に抱きついた。
「ぐぇっ。」
狩屋が苦しそうに、声を上げ、顔をしかめた。狩屋の隣で、赤いはちまきを持ち、怖い顔をした剣城がいつもよりも低い声で、「おい、デスソードでも、何でも打てますよ。霧野さんに。V3がいいですか?」と聞いていた。
だめだ。狩屋と霧野、剣城は。となると、影山だ。
「なぁ、影山」
「天馬くんですか?それなら、はちまきを忘れたみたいですよ。信介くんはお弁当。間に合うといいですね。」
影山は隣のいくさ?は目に入らないみたいで、無邪気に笑った。
「あと、神童さん。ホモリアって、どうすればいなくなりますか?毎朝、こーんな感じで、すっごい困ります。」
隣を見て、影山は笑いながらつぶやいた。
「えーと。海外につれていったらいいんじゃないか。」
笑ってかわすと、影山は「そーですね!ホモは日本にいて、ホモリアは海外にいればいいですよね!」と言うと、ひとりで、学校に入ってしまった。
「神童、先行ってるな。」
霧野は上機嫌で学校に入っていく。
「ああ。」
霧野を見送ってから、校門の塀によりかかった。
ホモリアか、確かに狩屋と剣城はホモリアだ。確実に。あのふたりのような、ホモリアになりたい。天馬の恋人になりたい。守ってやりたい。そばにいたい。なのに、色は緑と青。敵同士。サッカーをしているときは同じなのに。体育祭は違う。本当は優勝なんかしたくない。なのに!
ポタリとひと粒、天から降ってきた雫が、アスファルトを濡らした。またひと粒、ふた粒濡らした。目からも雫が降りる。両目からぽろぽろと流れ出して、止まらない。
「神童さん、どうしたんですか。濡れちゃって。もしかして、待っててくれたとか!」
黒いチェックのカサが俺と天馬のふたりで入る。ポツポツとを立てる。
「ああ」
「そーいえば、降水確率が80%でしたよね。今日かけてたんです。20%晴れるから、もしも晴れたら神童さんに伝えるって。大切なこと。」
天馬は決心したように、うなずく。
「天馬、俺もなんだ。」
「じゃぁ、いっせーので言いましょうよ。」
天馬はカサを持つ手を放して、俺の手を握る。
「せーの!」
「天馬、好きだ。」
「神童さん、好きです。」
「全く、はちまき忘れたとか嘘ついちゃって。」
信介が折りたたみ傘を、閉じてくすりと笑った。
雨はあっという間に、上がって七色のプリズムの光がが輝いていた。
空のプリズムでした☆
虹は好きな人と見ると結ばれるらしですよ。
これは、pixivで拓天の日に出したものです。
気に入ってくれるとうれしいです。